作詞 油井 長三
作曲 千葉 了道
一
吹雪にたえてすくすくと
伸びた並木の落葉松が
何か僕らに言っている
子どもらよ 子どもらよ
正しく強く伸びるんだ
村の柱になるのだよ
二
奥羽の山の頂に
春尚残る白雪が
何かわたしに呼びかける
子どもらよ 子どもらよ
その清らかな童心を
村の心にするのだよ
三
日露はるばると続いてる
慈愛にみちた黒土が
何かささやく声をきけ
子どもらよ 子どもらよ
君らの汗と勤労が
僕と仲よくすることだ
四
六原の野に住みついて
村を拓いた父母が
いつも僕らに語ること
子どもらよ 子どもらよ
土の文化はこの鍬で
きっとお前が啓くのだ
五
小さな僕らが手を組んで
今日も明日も学ぶのは
土の文化だ 村づくり
友だちよ 兄弟よ
村を育てる母親は
僕らの学校 二ッ森