作詞 早坂 健
作曲 鷹嘴洋一
一
ふるさとの
山はわれらをだいている
やさしく強く呼びかける
わが里の子らすこやかに
まなびやにいてよく学べ
野山をかけてよくあそべ
ここに育んだ先人の
開いた道をわれらも行く
二
口内の
道は世界につづいている
明るく大きく開いている
かぐわしの丘まなびやに
力やしないわざをねり
明日への道を共に行け
いつも見守る山の声
心に開いてわれらは行く
旧校歌(上口内小学校校歌と思われる)
浮牛城
1
山べも野も花の里
匂う色かの盛りなる
あるたけなはの今日のひに
昔昔しのばる桜花
2
ある此の頃は酒や歌
踊り廻れる盃に
浮べる亀は多けれど
泉尽せぬ梵字池
3
昔の影は散る花と
浮世離れて失せぬれど
武彦神社は今もなお
千代の堅めとあがめらる
4
君のおはせし御家は
うつり行く世と諸共に
学びし庭と飾れて
弥増茂る撫子は
5
あれは昔の大手先
是れは昔の土門と
教え顔なる広い道
今は繁れる草の原
6
浮牛城の其の眺め
今も昔もかわらねど
吹き来る風は身にしみて
涙に沈む春の暮れ